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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

02 23, 2012
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原  題:Extremely Loud & Incredibly Close
監  督:スティーブン・ダルドリー
日本公開:2012年2月18日(アメリカ製作)
キャスト:トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、トーマス・ホーン、マックス・フォン・シドー  ほか

(あらすじ)
大好きな父親を911のアメリカ同時多発テロで亡くした少年が、父親の残した鍵の謎を探るべくニューヨーク中を奔走する姿を描く感動ドラマ。


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2月20日(月)に見に行きました。
映画館2日目だったんですが、(時間帯の関係もあるかも?)私含め4人の女性しか鑑賞してませんでした。

小さい体に抱えきれないほど大きな負担や心に重荷を背負っている少年少女を見るのはすごくつらいです(;_;)



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“太陽の光が地球に届くまでは8分間かかる、だから8分前に太陽が爆発しても地球は8分後にならないとわからない。”
と、劇中で主人公の少年オスカーが言っていました。
とても印象に残りました。

それから、“地上500mのお墓”



ネタバレかどうかわかんないんですが続きで
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お父さんとの距離をその太陽の8分間で考えており、少しでもお父さんに近づきたい、と思っていた折に、お父さんのクローゼットからひとつのカギを見つけます。
アスペルゲンガー症候群は自身よくわからなかったので、オスカーがその疑いがあるかもしれないとも、「数字にうるさくて心を閉ざしてる子だな」くらいに思ってました。

映像もとてもきれいなんですが、音の使い方が新しいなと感じました。
「鳥」「橋」「上を見上げる人」「高いビル」「地下鉄などの閉塞された空間」と、9.11に近いものを拒んでいる少年です。
その伝え方、オスカーの叫び声、迫ってくる音、オスカーの緊張感も迫ってくるようでした。
本当に恐怖だと感じているのが伝わってきました。
ですがお父さんとの繋がりがあるかもしれない鍵のヒントを得るために、耳をふさいで進んでいきます。

お父さんに近づきたい一心で内緒で「ブラック」さんに手当たり次第話を聞きに行くわけですが、同時にそれはお母さんから離れていってしまうということに気づいています。
オスカーは心のどこかでお母さんを責めていて、自分も責めているんです。
お母さんが、お父さんの体の入っていない棺桶を埋めたことも責めているんです。生きているかもしれない、死んでいるかもしれない、というのは、ビルからぱらぱら落ちる人々の写真を探し、「お父さんかもしれない」と言っていたことから死だというのは受け止めていますが、いまだに実感できないように思えました。
でもお母さんはいつも一番近くに居たんです。終盤、それを話していた母子に涙が出ました。

オスカーは自分の心しか知らないものをたくさん抱えていました。それは全部お父さんにかかわりのあることです。
「ブラック」さんという人から、とても近くでたくさんの話を聞くことで、自分もまた胸中を人に話すことが増えていっています。
それはまたブラックさんたちにしか知らないもの、オスカーにしか知らないものです。

お父さんの残像が、留守番電話や鍵、部屋にあるのに、オスカーははっきりとお父さんに近づくことができなくて、苛立っていくことも多くなっています。
だって部屋がそのまま残っていて、いつものお父さんがただ会社へ行っただけなのに、ただもう帰ってこないだなんて私だって信じられないと思います。
みんな分かりません。お母さんだって、オスカーだって、お父さんも、そのほかに亡くなった人も、その親族や友人だって、ブラックさんにだって分かりません。

途中で、おばあちゃんの部屋の間借り人の男と探していきます。足が悪くて、しゃべることのできない、肩をすくませる仕草がお父さんそっくりのお年寄りです。

探していくうちに核心へ近付いていくわけですが、そこで悲しい現実を知ります。
お父さんに近づいた、そう思ったはずなのに、それがただ自分とお父さんを繋ぐものではなかったと知ってしまいます。
でもそんな旅をつづけたからこそ、自分の知らなかったことをたくさん得られたんじゃないかと思います。
お父さんへ近付くためにはたくさんの人との関わりが必要でした。
それをお母さんが手助けしてすごく近くで見守ってくれていました。
最後の電話だとわかっていたのに出られなかったことなどを責めていましたが、「探すことをやめない」、それがお父さんと関わりのなかった鍵であったとしても、オスカー自身に区切りがついたんだと思います。

お父さんから教わった「探すことがやめない」、探し続けたオスカーが一番父親に近づけた瞬間だと思っていますし、亡くなったお父さんがオスカーの後押しをしていたと思うと、後ろだてしていたお母さん同様、とても近くに居たんだと感じました。


冒頭から“第6区”の話をしていたんですが、まったく予備知識がなかったので終始「???」な状態でした。
終盤でも大事な要素があったのでこれから見る人は知識が必要かもしれない。
小説の方がおじいちゃんの話せなくなった過去なんかも描かれているらしいので、今度読んでみたいです。


ボク、もっとママに愛してるっていうね」オスカーのこの台詞にすごく感動しました


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